Helmi's Introvert Life

毎日静かにときめくための日記。人生はデザインできる。

内向性の芽

自分の内向性に気付いたのはいつ頃だっただろうって考えると、実は遠い昔じゃなかったりするから不思議。

 

意外と自分のことって、ちゃんと見えてないものなのねー。

 

でも、潜在的にでも内向性を自覚し始めたきっかけになったであろう出来事はしっかり覚えてて。

 

それは20歳の頃。

 

当時付き合ってた人が今思うと対極も対極で、超のつく外向型でした。

大学でかなりの大所帯のサークルに入ってて、彼はそこの先輩。

頻繁に開かれてるサークルの飲み会で、なんとなーく、私、馴染めてなかったんですよね。それなりに仲良い子はいるんだけど、すぐ一人の世界に意識が飛んでいってしまうイメージ。

 

全身アンテナで居続けないとキャッチアップできない会話

だんだん痛くなってくる表情筋

終盤にはメンタルはクタクタのボロ雑巾同様。と同時にやり場のない自己嫌悪に陥り。

同じコミュニティにいる彼ならと涙ながらにそのことを訴えましたが、

 

は?みんなと話せない?

なんで?

輪の中に入っていけないとかマジ理解できねーわー

 

とあっさり一蹴。

 

でも当時は、彼がひたすら正論だと思ってた。

みんなとワイワイやることにときめかないという感覚自体が、悪いものだと思い込んでたんですね。

 

でも今なら分かる。

当時彼の発言から受けた衝撃。

それは自分にとっては正解だったんだと。

 

結局そんな根本的なタイプの違いもあってか1年経たずして振られてしまったけど、そしてその時の出来事も長らく忘れてたけど、最近ふと思い出してですね。

今振り返ると、これが確実に自分の内向性の存在を知ることになった原体験だったのかも。

 

ほら、学生時代って、いかにクラスの中心にいられるかみたいなところでヒエラルキー決まるじゃないですか。

広く浅くでも、友達は1人でも多い方がいいっ!みたいな。

それかなー。その価値観に引っ張られすぎてた。

げに、世の中のシステムの外向型向けに作られていることよ。

 

大学生になって少しは視野が広くなった気でいたけど、ぜーんぜんお子ちゃまでしたね。

みんなの「楽しい」と自分の「楽しい」は、ギャップがあっても気にしなくて良いってこと、当時の自分に言ってあげられたら良かった。