転職活動していたときのこと
前回転職活動してたのは約2年前。
離職中で、転職活動始める前にかなりの長期間息抜きしてたけど、転職活動をいざ始めたら頑張ったタイプ。
頑張った、かな?
本当は頑張ってなかったかもしれない。
当時の企業選びのキーワードは「自己成長」。
成長してどうなりたかったかと言いますと、30代後半になったら独立してみたかったんですね。
周りを引っ張って行きたい!というよりは、一人で仕事がしたかったから。
なぜかというと、周りに他人がたくさんいると予定とかモードとか乱されがちだから。
そして、学生時代のコンプレックスを今だに持っているので、周りから「すごい」と言われたかった。
それから、仕事によっては大好きな旅行と両立させていくことも可能。
独立しようとしていた業種的に、まあ、PCと電話さえあればなんとかなる仕事だったんですね。
だから、自己成長。
無事、自分自身にゴリゴリ負荷をかけて成長できそうな会社に入れたものの。
約2年半以上その転職先で当時思ってたことは、半分当たってて半分外れてる。
仕事辞めた当時、「自分って内向型だったのか!」と、ずいぶん一気に自己分析が捗った気がしていたけど、まだまだだったのね〜。と、つくづく。。
【外れていたこと】
・社長になりたいわけではない
・当時考えていた業種の仕事を、ずっとやっていきたいと考えていない
・自己成長して、突き抜けたスキルや視座の高さが欲しかったわけではない
矛盾だらけ。
じゃあ、どうなりたかったのか。
1)社長にならなくても良いから、一人で仕事ができればOK
一人で仕事=社長、だったのでしょう。なんという短絡的な考え。
極論、別に一つの仕事だけじゃなくても全然OK。
例えば、業務委託とアルバイトとか。
人と一緒にいたくなても、アルバイトだったら接客でもOK。
あくまでも、本業じゃないからね。
2)直接的に人に関わる仕事以外の仕事がしてみたい
無い物ねだりなのかもしれないけど。。
ずっと法人営業とか対個人の折衝をやってきてたので、その反動は確実にあると思うけど、それにしても私は本質的に人と関わるのがあまり得意じゃないんだ。
だって、周囲を見てて、なんでそこまで他人に興味持てるの?ってことがたくさんありすぎて。
その分、答えのあるものに向けて課題解決するとか、作り上げるとか、っていうのはある程度他の人よりもできているような気が、する。
ライターの方とか、職人的な仕事の方とか、本当に羨ましい。
3)「自己成長」は、自分の苦手意識を補填させたかっただけ
同業種かつほぼ同職種で転職してるんですが、前職は、もともと別事業をやっていた会社が新事業としてその事業を立ち上げてたので、完全な素人集団だったんですね。
ゴールとして定めてる数値からして明らかにおかしかったけど、KPIっていう概念が一切ない職場環境で、ラクといえばラクだったかもしれないけど、絶対他社じゃ通用しないって思ってた。
それでも当時はなんだかんだ結果はそこそこ残せてたので、そのあたりをきちんと管理してる会社に行って正しいやり方を知っておきたかったんだろうなと。
その結果何かに発展させたい、等といった考えは毛頭なく、とりあえず、知っておきたかった。
社会人として、恥にならないように。
思えば、前職の時から「人の気持ちが分からない!!!!」と始終嘆いていた。
だから、根っこのところでは別に好きな仕事ではないのかもしれない。
やってること自体には、社会的意義は感じてるけどね。
もちろん、お客様から感謝とかされたりするとベタに嬉しいと思う気持ちはあります。
この世の中色々な仕事がある中で、社会的意義を感じられるってだけで有難いのかもしれないけど、将来は、今は双方向的なコミュニケーションでやってることを文章とかセミナーとか、そういう一方向的なコミュニケーションで提供できたらとても幸せ。
ここまで落とし込めてなかったけど、本当はこんな意味があったんだな。
人を幸せにしたいって思いでやってきたけど、自分自身はあんまり幸せじゃないなと思って、棚卸ししてみているそんな夜。